クローラーといわれるロボットが僕たちの作成した記事およびサイト全体に訪れ、どういったサイトか認識します。
それによって初めて検索結果に表示されます。
しっかり作りこまれた(情報が詰まった)質の高いサイトなら上位表示されやすく、多くの人がサイトに訪問してくれるようになります。
一般的に、評価が高いサイトほどクローラーがサイトに訪れる回数(クロール数)が増えます。
毎日、何回も同じサイトをクロールし、内容に変化がないか、評価(クロール)がちゃんとされているのかチェックしています。
クロール数を増やす方法
良質な記事さえ書けば確かにクロール数はどんどん増えていきますが、より効率的に増やすためにも以下のような施策を行うことを推奨します。
サイトマップ送信
ワードプレスのプラグインであるGoogle XML Sitemapsをインストールし、サーチコンソールからサイトマップ送信を行います。
これにより、クローラーがサイト全体をクロールしやすくなり、インデックスされやすくなります。
クローラーが迷いにくくなります。
サーチコンソールは、サイトの良し悪しを判断する診断ツールです。
自分のサイトがどういったキーワードに強いのか、また弱点等わかるようになります。必ず登録しておきましょう。
リクエスト送信
サーチコンソールにインデックス(簡単に言うと検索エンジンに登録すること)をリクエストできるため、記事を新規で作った場合や変更が生じた際は、速やかにインデックスリクエストを行いましょう。
クローラーが訪れるようになり、新規記事および修正した記事を認識し、記事を評価・再評価してくれます。
TOPから発リンク
トップページやカテゴリーはリンクが集まっています。
そのためクロールされやすくなっているため、適宜内部リンクを設計しましょう。
アクセスが多い記事からの発リンク
単独の記事でもアクセスが多い記事はよくクロールされます。
そういった記事に内部リンクを設定することで、関連する記事がクロールされやすくなります。
まれに1つの記事(アフィリエイト広告記事、俗にいうキラーページ)ばかりに被リンクを送る人がいますがこれはどうみても不自然。
あくまでも最もリンクが集まる場所はトップページとなるように設計しましょう。
noindexにはnofollow
インデックスさせる価値がない記事(例えばプロフィールや利用規約、ポリシーなど)にクロールさせてもサイトの評価はあがりません。
クロール不要な箇所には、クロールがいかないようにnofollow設定しましょう。
価値のない記事へのクロールは逆にサイトの評価を下げかねません。適宜利用しましょう。
サーバー環境やサイト構造の見直し
クローラーは記事をダウンロードし評価していきますが、このダウンロード時間がかかってしまうとサイトの評価は下がってしまいます。
ダウンロードに時間がかかれば記事の表示にも時間がかかります。時間がかかれば離脱率があがり、その結果サイトの評価がさがりやすいです。
ダウンロード時間を短くするには、レンタルサーバーのスペックをあげる、またはサイト構造を最適化する必要があります。
レンタルサーバーに関してはエックスサーバー(×10プラン)で事足ります。
またサイトの構造に関しては、SEOに優位な有料テーマ等を使い、無駄にプラグイン等を多用しないことをおすすめします。
参考
・おすすめのレンタルサーバー
・ワードプレス有料テーマの効果は?
クローラーまとめ
クロール数が多ければサイトが上位表示されやすい傾向にあります。
そのため、クローラーができる限りサイト全体をストレスなく巡回できるような構造にするようにしましょう。