グーグルがサイトを評価する項目の1つのドメイン年齢があります。
ドメイン年齢とは、ドメインを取得してからこれまでの期間であり、期間が長ければ長いほどグーグルからの評価が高まります。
評価項目はグーグルから詳細にアナウンスされていないため、どういった項目が重要視されているのか、またどのくらいの評価項目があるのか不明です。
しかし、ドメイン年齢が長い=サイトが長く運用されてきた証となり、途中で投げ出されていない情報が詰まったサイトと考えらえるため、評価されるべき重要な項目の一つと推定できます。
ドメイン名を変更するとどうなるのか?評価を下げない方法は?
ドメイン名を変更するとドメイン年齢が0年となります。そのため、ドメイン年齢の評価は無しとなります。
重要項目と考えれる1つの項目が評価に値しないと判断されるため、もちろんサイトの評価は下がります。
サイトを作成していくとドメイン名とサイトのイメージがあわなくなってくる場合があります。
また、もっと魅了的なドメイン名に変更したいと思う場合もあるかもしれません。
そういった場合でも、長年そのドメインを使っていたのなら、評価が下がるためなかなか変更できない(変更したくない)のが現状となります。
1年内ぐらいのドメイン歴なら思い切って変更してもいいと思います。
そこまでドメイン年齢が高くないため、ほとんど評価されていない(ドメインパワーが低い)と思います。
できる限りダメージを受けない変更方法
301リダイレクト設定を行うことで、ドメインの評価および外部リンクによる評価を新ドメインに引き継ぐことができます。
URLが恒久的に変更された時に用いる転送処理方法であり、ドメイン年齢と外部リンクの評価を新ドメインに引き継げます。
転送処理方法で似たものとして、302リダイレクトがありますが、こちらは一時的な転送を表し、ドメイン年齢および外部リンクの評価を引き継げません。
しかし、301リダイレクトで、評価を引き継ぐことが可能といわれますが、残念ながら100%ではありません。
やはりわずかに検索順位は影響します。
1位から2位に万が一陥落した場合、一気に収益が下がるためです。
以上のことから、簡単にドメイン名を変更することを僕は推奨しません。サイトの状況によりますので、よく考えてから実行しましょう。
リダイレクト設定自体はリダイレクト設定用のプラグインがありますので難しくありませんのでご安心ください。